最近20代から50代までの特に女性に歯を白くするホワイトニングの人気が急上昇しています。
たしかに歯が白いというだけで第一印象はかなり変わりますし、気分も上向きになり、良いことだらけですよね!
『でも、なぜホワイトニングで歯が白くなるの?』と疑問に思いませんか?
ホワイトニングを受けている方でも、実はホワイトニングの仕組みについて理解している人は結構少ないと思います。
そこでこちらでは、なぜ歯が白くなるのか、ホワイトニングの仕組みをわかりやすく解説していきたいと思います。
ホワイトニングの仕組みって?歯が白くなる理由

歯のホワイトニングは一般的に過酸化水素という薬剤を使用しておこないます。
いきなり難しい専門用語が出てきましたが一般的な歯のホワイトニングの仕組みとして、家庭で利用する漂白剤をイメージするとわかりやすいと思います。
過酸化水素は歯についた着色物を直接取り除くのではなく、着色を無色化します。
要するに歯の黄ばみの原因を取り除いていくイメージです!
この歯の着色を無色化することで歯が白くなっていくということなんです。
ホワイトニングLEDライトを照射する意味
歯のホワイトニングではLEDライトを照射しますよね。
『あのLEDライトに意味はあるの?』と疑問に思ったことありませんか?
実はライトの照射自体には歯を白くする作用があるわけではありませんが、LEDライトは過酸化水素の漂白作用を活性化させる働きがあるのです。
ホワイトニングに使用する薬剤である過酸化水素は通常、ゆっくり漂白作用が働きます。
これでは歯の着色を無色化するのに時間が掛かってしまうんです。
しかし、光をあててあげることによって過酸化水素は漂白反応速度が急速に上がる性質があるため、最近の歯のホワイトニングでは熱を持ちにくいLEDワイトの照射をおこなうようになったのです。
歯を白くするにはホワイトニング回数が大切
ここまで歯を白くするホワイトニング仕組みを解説してきました。
しかし、歯を白くするには工程だけでなく、回数も非常に大切な要素なんです。
ホワイトニングでは歯に薬剤を塗りLED照射を8分〜15分程度おこなうのが一般的です。
それを2、3セットおこなうのが最も効果的とされています。
長時間ライトを照射しないのにも意味がちゃんとあります。
理由は漂白効果のある過酸化水素は10分以内程度の短時間で漂白効果が消えるため、それに必要な時間以上LEDライトをあてても効果はさほど変わらないんです。
なので一定時間照射したら薬剤を塗り直し、再度光を照射してあげるというのを2、3セット繰り返してあげるのが最も効果的です。
いかがでしたか?
ホワイトニングで歯が白くなる仕組みを理解していただけたら幸いです。
こうして考えて見ると歯のホワイトニングも奥深いですよね。
ホワイトニングの仕組みも理解したところで、興味が湧いた方はぜひ一度ホワイトニングを体験してみてください!